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事業案内

環境測定・分析

ダイオキシン類分析

ダイオキシン類とは本来はポリクロロジベンゾ-パラ-ジオキシン(PCDD)という物質をさしますが、一般的にはこれと構造の良く似たポリクロロジベンソフラン(PCDF)、ダイオキシン様PCB(DL-PCB)のうち、塩素の置換数がPCDD、PCDFで4~8個、DL-PCBについては4~7個のものの総称をダイオキシン類と呼んでいます。ダイオキシン類はさまざまな物質の燃焼、化学合成の過程で非意図的に排出されています。

測定対象となる異性体はPCDD75種類、PCDF135種類、Co-PCB12種類に及び、それぞれ毒性が異なります。また、環境試料中にはダイオキシン類は極微量にしか存在しません。これらの物質を正しく定量するためには徹底した精度管理のもと、適切な処理を行っていく必要があります。

当社はMLAP認定登録、ISO/IEC17025認定登録及び、環境省受注資格審査認定機関として確かな品質管理のもと、年間約3000検体(累積では約30,000検体)の分析実績を有しています。

ダイオキシン類の測定対象媒体、基準など

排出されたダイオキシン類は様々な自然環境、生活環境に存在しています。
当社では下記媒体のダイオキシン類分析に対応しています。

  • 排ガス
  • ばいじん、燃え殻、廃棄物、汚泥
  • 環境大気/水試料(公共水、地下水、排出水等)/土壌/底質(含有及び溶出)/排ガス/
    灰試料(ばいじん、燃え殻、汚泥)/作業環境/水道原水及び浄水
  • 公共水、地下水、排水等
  • 土壌
  • 底質(含有及び溶出)
  • 作業環境
  • 水道原水及び浄水
ダイオキシン類の分析工程紹介

それぞれ異なる媒体からダイオキシン類を抽出し、測定する複雑な作業を効率化するため、採取、前処理、機器による測定・定量の3つの工程に分かれて作業を行っています。

前処理

試料からダイオキシン類を抽出、精製します。

測定・定量

試料から精製濃縮されたダイオキシン類をGC/MSを使用して測定・定量します。

【ダイオキシン類 GC/MS測定】

前処理工程で抽出、精製されてきた試料からpgレベル(ピコグラム…1pgは0.000000000001gにあたります)の微量のダイオキシン類を検出するためには、高感度、高分解能のガスクロマトグラフ質量分析計(HRGC/HRMS)を使用しなければなりません。極微量の物質を検出するためには、高い感度が要求されます。前処理での精製でダイオキシン類と似た挙動を示す妨害物質が、すべて除去できているとは限りません。又、ダイオキシン類は構造が似ており、それらを正しく測定するためには、それぞれを正確に分離、識別する能力、すなわち高分解能が必要となります。

当社では二重収束質量分析装置4台を用い、迅速かつ正確な測定、定量を行っています。これらの装置を安定して使用するには、測定対象物質に適した分析条件の選択、厳しい精度管理項目を満たす日々のメンテナンスが欠かせません。

また独自のデータベースシステムを用い、試料の管理、工程の進行確認、測定データからの濃度算出まで一貫して行います。データベースには過去の測定結果も蓄積されているため、同一物件の年ごとのデータ比較等も速やかに行うことができます。

基準値等

ダイオキシン類による大気の汚染、水質の汚濁(水底の底質の汚染を含む)及び土壌の汚染に係る環境基準について

ダイオキシン類対策特別措置法施行規則第1条の2

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