アスベスト事前調査/アスベスト分析
アスベストとは
石綿とも呼ばれる天然に産する繊維状の鉱物です。
非常に細い繊維(髪の毛の5000分の1の細さ)で耐熱性、耐摩耗性、耐腐食性などに優れ、安価であることから建材、電気製品、自動車、家庭用品など様々な用途に使用されてきました。
しかし、アスベストを吸入することにより、肺線維症(石綿肺)や肺がん、悪性中皮種などの悪性疾患をはじめとした健康被害を引き起こすことがわかり、現在、日本では使用が制限されています。
当社は東京・愛知・京都に事業所があり、アスベストの検査、調査の専門機関として全国からのご依頼に対応しております。
アスベスト事前調査
建築物建材石綿調査者が事前調査結果報告書を作成します!
2022年4月1日着工の工事より、一定規模以上の解体・改修工事の場合、事前調査の報告が義務化されました。
解体等工事を行う建築物等(当該建築物等の一部について工事が行われる場合は、その部分)について、当該工事の実施前に、特定建築材料(石綿含有成形板を含むすべての石綿含有建材)の使用状況等を調査する必要があります。
解体等工事の対象建築物等が、平成18年9月1日以後に設置の工事に着手したものであることが設計図書その他の書面により明らかな場合は、当該対象建築物に関するその後の調査は不要です。
有資格者
アスベスト診断士 2人
石綿作業主任者 25人
特定建築物石綿含有建材調査者 1人
建築物石綿含有建材調査者 17人
第1種作業環境測定士(粉じん) 12人
事前調査の流れ
01 書面調査 | 設計図書などの書面や、発注者・工事関係者へヒアリング等により、情報収集を行います。その中で石綿使用の有無に関係する情報を集約し、現地での目視による調査を効率的・効果的に実施できるよう準備を行います。
●石綿含有対象建材を確認(仕上表や図面等) ●改修・増築履歴の確認(ヒアリング) |
---|
02 現地調査 |
書面調査の情報を基に、現地で目視による調査を行います。 増築や改修などにより、現状が設計図書と同じとは限らないため、他に石綿含有の可能性がある建材が使用されていないか確認します。 ●目視による調査箇所の記録 ●現地調査表の作成 ●「みなし含有」又は「専門機関による分析判定」の判断 |
---|
03 試料採取 |
書面調査、現地調査の結果、分析を行う必要があると判定されて建材について、試料採取を行います。試料採取にあたっては保護具を着用し、対象試料を湿潤化してから試料採取を行う必要があります。
●1試料につき3箇所以上採取(同一試料に限る) ●3箇所別々(個別番号記載)のチャック付き袋で密封 ●1つの袋(試料情報記載)にまとめて密封 |
---|
04 石綿分析 |
アスベスト分析は当社にお任せください。 無駄なコスト削減をする為にも、最適なアスベスト分析方法をご提案させていただきます。 |
---|
05 事前調査結果 報告書作成 |
石綿含有の有無を記載した、「事前調査結果報告書を作成」します。 ●調査概要 ●調査結果一覧表 ●採取写真表 |
---|
経験豊富なスタッフがお客様のアスベスト対策のお手伝いをいたします。調査・分析はもちろん、アスベスト除去工事、関係官庁との協議、情報開示等のコンサルティングも承ります。お気軽にご相談ください。