- [2026年2月20日]
- 水処理施設で発生する放線菌の「異常発泡」を遺伝子レベルで検出する新技術を開発
―ミコール酸産生遺伝子を迅速・高精度に検出するプライマーで現場対応を革新―
株式会社環境総合リサーチ、株式会社建設技術研究所、東京都下水道サービス株式会社の3者は共同で、水処理施設における異常発泡の原因となるミコール酸産生菌を高精度に検出するためのプライマーセットおよびその検出方法・抑制手法に関する特許(特開2023-26951)を取得いたしました。
水処理施設では、特定の放線菌が産生するミコール酸による泡沫型の異常発泡が運転管理上の大きな課題となっており、設備不良、処理効率の低下、維持管理コストの増大を引き起こすことが知られています。
本発明は、この課題に対し ミコール酸コーディング遺伝子をターゲットとする新しい検出技術を提供するものです。
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発明のポイント
1. ミコール酸産生遺伝子を特異的に検出するプライマーセットを開発
•異常発泡の原因菌に特徴的なミコール酸合成関連遺伝子を高感度に検出
•従来の顕微鏡観察や一般培養法では難しかった「異常発泡の原因となる放線菌の早期検知」を可能に
2. PCRによる迅速判定で、現場運転に即応
•短期間で異常発泡の原因となるミコール酸の増加傾向を把握可能
•予兆段階での対応を実現し、発泡事故の未然防止に寄与
3. 遺伝子検出結果に基づく “発泡抑制方法” を提供
•検出結果に応じて運転条件を調整し、設備に負担をかけない形で異常発泡を抑制する制御手法を提供可能
特許情報
•公開番号:特開2023-26951
•発明名称:プライマーセット、ミコール酸産生遺伝子の検出方法及び異常発泡抑制方法
•出願番号:特願2021-132417
•公開日:2023年3月1日
•特許権者:
o株式会社環境総合リサーチ
o株式会社建設技術研究所
o東京都下水道サービス株式会社
お問い合わせ先
株式会社環境総合リサーチ 営業本部
E-mail:contact□ctiers.co.jp(「□」を「@」に置き換えてください)
TEL:0774-41-0200
