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[2026年10月21日]
第9回環境DNA学会で優秀賞を受賞

東北大学で行われました第9回環境DNA学会において、㈱建設技術研究所と当社の共同研究の成果が優秀賞を受賞しました。

題:ロングリード環境DNA解析によるイワナ(Salvelinus leucomaenis)の遺伝的多様性評価―紀伊半島に残存する世界最南限のイワナ属在来個体群「キリクチ」生息水域への適用―

放流に伴う交雑はイワナ(Salvelinus leucomaenis)の地域固有な遺伝的多様性を損なう要因となっています。従来、在来個体群の判定には組織片からミトコンドリアDNAのハプロタイプ(遺伝的多型の組合せ)を解析する手法が用いられてきましたが、希少個体群への負荷が課題でした。

本研究では、MiSeq i100の1000 cycle kitを用いて、従来の環境DNA解析よりも長いアンプリコン長を用いた網羅的解析を行いました。養魚場で保存していた水試料を用いた環境DNA解析と飼育した30個体の組織片解析結果を比較しました。その結果、環境DNA解析で飼育個体のハプロタイプをすべて検出し、高い一致が確認されました。さらに本手法を紀伊半島に残存する世界最南限のイワナ属在来個体群「キリクチ」の生息河川へ適用した結果、遺伝的多様性の状況を確認する事ができました。

ポスター賞受賞者 | 第9回環境DNA学会 | Confit

今後も研究開発を継続し、調査の高度化を目指していきます。

2026環境DNA学会ポスター賞

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