- [2026年10月7日]
- 地表面から陸域環境DNAを効率的に採取する「Koro-rin法」の受託分析を開始
~陸域生物モニタリングの効率化を通じて、生物多様性保全とネイチャーポジティブの実現に貢献~
株式会社環境総合リサーチ(本社:京都府相楽郡精華町)は、株式会社豊田中央研究所(本社:愛知県長久手市)が開発した、ローラーを用いて陸域環境DNAを採取する技術「Koro-rin法」(以下、本技術)について、ライセンス契約を締結し受託分析を開始しましたので、お知らせいたします。
当社はKoro-rin法を活用した陸域環境DNA分析サービスを提供できる体制を整え、陸域生物多様性の把握に関する新たなソリューションの展開を進めてまいります。当社は初めてKoro-rin法のライセンスを取得した事業者として、陸域環境DNA分析サービスの提供を開始します。
陸域生物調査における課題
森林や草地などの陸域で生物多様性を評価する手法として、目視観察、カメラ観察などがあります。目視観察は、生物を直接確認できる利点がある一方で、観察時に現れない夜行性生物を見逃す可能性があります。またカメラ観察は、夜間も記録確認できる一方で、昆虫類、両生類などの小さい生物が観察されにくい可能性があります。
それらの課題を解決することができる手法として、陸域環境DNA分析サービスをご提案いたします。弊社がご提案する陸域環境DNAサービスでは、調査地に残された様々な生物の痕跡である環境DNAを採取・分析することで、夜行性生物や、昆虫類、両生類などの小さい生物も検出することが期待できます。
Koro-rin法について
Koro-rin法は、ローラーで地表面を転がすことで、対象地に含まれる陸上生物の環境DNAを採取する技術です。現場に持ち込む荷物が少なく、ローラーと捕集材のみで良い、簡便な調査手法です。
技術の詳細は、株式会社豊田中央研究所のリリースをご参照ください。
https://www.tytlabs.co.jp/ja/news/news20261007-1.html
今後の展開
当社は、これまで培ってきた環境DNA分析の豊富な実績と知見を活かし、Koro-rin法を用いた陸域環境DNA分析サービスの提供を進めてまいります。本技術は、環境影響評価、生物多様性評価、自然資本評価、ネイチャーポジティブに向けた企業活動の支援など、さまざまな分野での活用が期待されます。
今後も、先進的な環境DNA技術の普及と活用を通じて、生物多様性保全および持続可能な社会の実現に貢献してまいります。

